空の上で。

快適な空の旅。食事も、シートも、サービスも、満足しているのです。

まるで航空会社のPRのコピーのようだけど、本当に、そう思っているのだから。

やはり、搭乗するなら、JALか、ANAだと思う。
今、JAL772便、D5シート。
真ん中の通路側で、隣は、往きとおなじ空席。
その向こう側には、デップリ太った白人男性が、椅子を、水平にして、熟睡中

通路挟んだ左側の窓席には、二人の白人男性の見るからにエグゼグティブといった50台が、パソコンのキーを両手で叩いている。

そう、この二人の姿が、私の長年の夢なのだ。ブラインドタッチーーああ、いかにも世界を狭しと、仕事を、楽しんでいるではないか!

おいらときたら、鉛筆なめなめ、なん世紀も前から伝統のままよ!

オーストラリアの天才醸造家のベン・グレッツアのシラーズ2012ものを、少し気取って、いや、大いに気取ってCAに注文、すると、封のきってないボトルを、持ってきてくれた。ご機嫌になるのは当たり前だのクラッカー!?

思い遣りは、サービスと同義語だろう。世界に先駈けて、思い遣りの国日本、おもてなしの国日本、そう、そう、アダム・グラント教授のギバーも、同義語だろう。

                                                                            空の旅の独りごと むらっち


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