人はパンのみにて生くるものに非(あら)ず
(マタイ福音書四章)
二月といえば、疾風怒濤、のと、おもわず四字熟語が出てしまうほど、激しいスケジュールの日々でしたけれどー。
梅が散り、桜🌸におう弥生(やよい)となって、麻布オフィスで、春らしい、優雅なセミナーが開かれました。
徳永由美子先生
ゲストに、東洋医学・易占の恩師である徳永由美子先生をお招きして、東洋哲学と「東洋医学の鬼」(これは私がそう呼んでいる)小林三剛博士の思い出とを語っていただきました
梶香津子先生
その折、徳永先生の肝いりで、日本ヘルマンハープ振興会認定インストラクター・ヘルマンハープの梶香津子先生もご招待。
徳永先生の、ユーモアと心に染み入るようなセミナーに、夢中になる。 徳永先生の「命・相・卜・仙・医」の五術を網羅した東洋哲学のはなしのあと、余興として、梶先生によって、ヘルマンハープの見事な旋律が奏でられたのです。
「マイウエイ」や「美女と野獣」それに
「上を向いて歩こう」などなど〜
音色が、深く染み込む。
みんなが聴きいる。深く響く音の中に、誘(いざな)われるままに、懐かしさと不思議な安らぎの世界に入り込む。
美しいプティコンサートだ。
梅と鶯
「上を向いて歩こう」は、みんなで、静かに合唱〜不思議な安らぎと上質な一体感が、部屋に満ちる。
ヘルマンハープに興味を覚えた皆さんが、それぞれ、梶先生に教わりつつ、音を出す。ちゃんといい音がだせるんですね。
音楽教室だ。
そういえば、この部屋の左隣は、国際的に活躍しておられるサックス奏者の「マルタ」さんの事務所で、右隣も、別の音楽事務所でもある。
「でも、ここで、生演奏は、うちが初めてですよ」と、終わってから、皆さんに自慢したものです。
夜9時。
皆さんが帰った後、麻布のビルのあかりの瞬(またた)きを見ながら、東洋哲学とドイツ生まれのヘルマンハープは、相性がいいと、おもったのは、なぜだろうか。
そう、梅にも桜にもあの音は似合う、癒しの旋律だ。
ムラッチ;村田昌謙 拝