「クロスロード」がタイトルのNHKのドラマが、2月25日(木曜)午後9時から毎木曜日放映される(全6回)。警察官に舘ひろしさん、新聞記者に神田正輝さん。NHKドラマで初の共演の競演となり、もう熱気があふれそう。
村田忍監督と藤井裕也さんの二人が演出をする。
仕事柄、新聞に取り上げられた舘ひろしさんと神田正輝さんと村田忍さん(藤井さんは不明)の九気を
調べて、ビックリ!
なんと、作品を左右する三人とも、五黄土性。トップスターお二人の九気が、五黄・一白・九紫で、忍監督が、五黄・五黄・五黄(六白)だったのです。
ここシドニーで書き上げた本「強運を創るー平成28年の展望」で、詳しく触れているが、今年は
大きな変動のリズム。実践哲学・気学で言えば、天地人の土気の作用による。
国際的に著名な投資家ジョージ・ソロスが、ある学者の哲学を基に打ち立てたのが「リフレキシヴィテイ(再帰性)」で、それを基に投資活動をしている、といいます。再帰性の前に、過激な変動があるわけで、再帰性は八白が司ります。問題は、再帰の前に、創造的破壊があるということです。が、それは、進化・発展の絶対条件でもあるでしょう。その創造的破壊こそ五黄土気のはたらきです。
今回の作品の中心に、三人の五黄土性人。故・石原裕次郎さんは、三碧らしく、トップスターの
まま、人生を、あっという間に駆け抜けて行きました。しかし、五黄土性は、ユニークな道を切り開き、晩年になるほど、渋みをまして、輝く。強烈な個性と才能は、周囲に摩擦と葛藤を生みつつも,「再帰性」を発揮して、人生の高みに昇っていく。
今回の、ドラマで、五黄土性のもつ普段の、表面の柔和さ・エレガント・ダンディムと、その奥のマグマのような創造的破壊パワーを、どのようにコントロールされるのか。ドラマの面白さとともに、もうひとつの興味が沸き立ちます。
願わくは、NHKのドラマ作りのもつ標準的セオリーを、破壊しない程度に、控えめに、創造的破壊がなされますよう、お祈りしております。弟が監督だけに、ついつい、身びいきになりました。
土気まみれの むらっち