いま、ひとり。
いいや「劇団一人」じゃないですよ。わたしは、むらっちだぁ!
ここは、東京・港区の麻布のプチオフィス。
午前の日差しが差し込んでいる。
映画監督の弟の忍に選んでもらったjazzを聴いている。
フェィスブックにも書いたばかりだけど、都会の真ん中なのに、不思議な静寂。
Jazzが低く室内に流れる。ねっころがって聴いていると、からだに、音が染み込んでくるよ。
いま現実?? いや違う、 それは、もう、とおーい異次元の世界である。
ああ、穏やかなこの空間。なにか知らんが、スッーと、内から満ちてくる幸せな情感、この想いよー!
そういえば、かつて毎月行っていたニューヨーク。そして、音楽に無知な私が、 恐る恐るいった「ブルーノート」
ふと、セビア色した時代の西部劇の世界。酒場。荒野。大峡谷。サボテン。清水。
なぜか、亡くなったケネディ大統領の姿まで浮かんでくるとはー。
流れる音の本来のテーマとは、関係なく、聴くものの胸の奥の歴史によって、世界は展開していく❗
音のリズムに任せきる世界ーー。
そう、幸せならいいジャン?
せわしい人生の谷間の静寂のひととき。
音はそこへ誘ってくれるのでしょうか。
ああ、この幸せ!
バーボンもスコッチも、ワイングラスもいらない。
なくても十分に、満ち足りているのです。
気学は教える。音楽は三碧、喜びは七赤、セビア色の昔は、二黒。
完全なる心の充実は六白で、これらの総合が、幸せでしょうか。
しあわせは、モノではない。
しあわせは、現実の物理的すき間から、そっと顔をだす気まぐれな心でしょうか。
ジャズに癒される
むらっち