今年だけで、二回目の南アフリカ。これまで合わせると、何ヵ国か廻ったのをいれて12回前後になるかなあ。
昔の名画「カサブランカ」から、ノーベル賞作家のアーネスト・ミラー・ヘミングウェイのアフリカの世界に始まって、私が映画界に少し足をいれかけていたころ、雄大なアフリカの映像美で劇映画をつくり、アフリカロケから帰国したばかりの巨匠・蔵原惟義監督に親しかった齊藤光正監督とともに、眩しい想いで、澁谷のマンションでお会いしたとき、未知のアフリカがひとつにつながり、私の胸のなかに広がっていったと思う。
それは、やがて、たまらないほどの憧憬に変わったのでしょうか。
今回は、6人の仲間でいきました。
そこで、「サラダ記念日」の歌人・俵万智の真似をして、もどきの一首をー!
「サヨナラと、言えないだろな 寂しさは
吹き抜けて行く アフリカの空」
気学でいえば、南西の九紫一千倍。離合集散と再会です。
では、さらに恥じずに短歌もどきを、もうひとつー。
「陽に灼ける サファリの岩と 草ぐさは
通り抜けゆく 雨に光れり」
センチメンタル・ジャニーのむらっち