新築に建て替えるために、杭打ち?

夜7時。麻布オフィスから、用があって池袋に移動。
首都高速道路を走っていると、鮮やかな東京タワーが、やけに目につく。
狭い首都高を、巧みなハンドルさばきの、まくりあげた枝美佳のうでは、細いが、軽々と車をあやっっている。
ビルとビルの谷間の首都高と左右に流れるビルの明かり。

携帯に電話。大阪からだ。いきなり、本題に入る女性の声。
「先生のメールで気づいたので、業者に電話して、杭打ちは、土用期間のあける2週間後にしました」と言う電話だ。
古い家を壊して新築に建て替えるのだ。
「土用期間は、2週間ではなく、18日間ですよ。間違わないでくださいよ。折角ですから」
「そうなんですね。うっかりして、土用期間をすっかり忘れてました。さっそく、業者さんに訂正の電話をします。マンションの傾きの事件もあって、業者さんも、慎重になっています。すぐに、私も間違いがわかって良かったです。
これまで木気法をやっていたお陰ですかね(笑) 有難う御座います!助かりました」

彼女は主婦であり、大企業の管理者でもあるのですが、気学をマスターして20年になります。分かりが早く、決断も早い。
私は、なんとなくほっともし、なんとなく、嬉しくもなりました。
みると、東京タワーがもう、後ろにながれていました。遠くから、池袋のビルの明かりが近づいてきています。

                                      ビルの明かりの瞬きが嬉しいむらっち


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