幸運と不運の法則 その9 ー運命は、創れないの?ー

東京渋谷区広尾。この通りをどんな人が通っているのでしょう。

気取ったツモリはなかったツモリのムラッチ・・・

ホテルのブレックファーストは、潮の香とともに・・・。

幸運な人の法則のいくつかを、ワイズマン博士の著書から、私達は知ることができました。
しかし、「何を知っているか」でなく、「何が出来るか」が、幸運を創る条件であることを、前回、指摘しました。泳ぎ方の理屈を知っていても、泳げないなら意味がありません。

ここまで書いて、毎月のように行くオーストラリアに行った。13日間いるそこで書く予定でした。が、できず、羽田に帰国。その日、打合せを三つこなすと、港区の麻布オフィスで眠り込んでしまった。
次の日、あさ、いつものコースを散歩。西麻布から渋谷区の広尾へ。聖心女子大学の前を通り、領事館や豪荘なお屋敷をめぐり、広尾の遊歩道へ。

幾多の人が、ここを踏みしめているのだろうか。
幸運な人、不運な人。時に笑い、時に涙をこらえて、また時にピンク色のハートマークでウキウキ愛を語らいながらーー。

幸運な人生を創るために必要な実践力はこうしたら身に付くーと勇ましく提唱しょうとする自分が、ブログすら予定通りアップ出来ないとは! と、反省しつつ歩いている自分自身。

答えは、簡単なのです。
「万物は気によって成り立つ」という、荘子(そうじ)の言葉。あの老子も孔子も「気」の理解者であり、気の使い方の達人だったと言う。
その「気」が、怠け者にするか、実行力のあるものにするかを決めるとも言えるわけだ。

東洋医学を学んだときも、紛れもなく「気」の存在なくしては、東洋医学が成り立たないことを知ったのですが。

そうです。実践力・実行力は、その種類の気を心身に採り入れるといいのだ、と言う当たり前のことに気付いたのです。

その気を、どう変えるか、同時にどのように活用するかで、運命をコントロールできることを、体験してきたし、調べると、過去の人々も、それを活用していることがわかります。

「人間力」に加え、自然の持つ「気」の活用は、歴代総理の指南番とされた陽明学者の安岡正篤先生の著書「運命を創る」にも、象徴的に現れている、と言えそうです。

                             反省しつつ散歩のむらっち


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