「恐るべし、少女と少年の天才性」
トランプ大統領の来日を皮切りに、アジア歴訪は、メディアの目玉だった、と言っていいんでしょうね。
一方、読んでビックリ、知ってオドロキ、ページ開いて、うなった何冊かの本❗
そうです。14歳の中学の少女が書いた「さよなら、田中さん」に、笑って、泣いてしまった。
小学生から書いた小説が、受賞しているのだから、もう、中学生ともなれば、読ませてしまうのは、当たり前か❗
さらに、さらに、恐るべしは、16歳の少年が、なんと「量子物理学」をかたっている。どころか、かれは、「13歳の少年が書いた量子物理学の教科書」を出版しているのだぁ❗
ずっと、量子物理学を、昭和の御代(みよ)から、追っかけ続けているボクにとっては、ああ! 驚天動地そのもの。セミナーで、その切れ端を語ってきたり、恥ずかしい限り~いや、いや、時に僕よりヒドイ、エセ・インテリさんは、わかったふりして、ワケわからん量子物理学の解説すらあったりしていたなぁ。
ウーン、将棋の世界やスポーツの分野だけでなく、10代の「異能」の出現は、AIの時代にこそ、ふさわしいですよね。
かと思えば、熟年期でも、凄いかたもおられますぞ🎵
例えば、今回ノーベル文学賞を獲得された「カズオ・イシグロ」さんではなく、この人だ。
「松浦寿輝(ひさき)」さんという。
小説「名誉と恍惚」が、谷崎潤一郎賞を受賞。それだけなら、わざわざ、取り上げません。このかた、じつは、東京大学名誉教授。
芥川賞作家。詩人。批評家で、受賞は、今回のドゥマゴ賞(フランス)と谷崎潤一郎の二賞同時で、計十二賞を獲得。62歳。
中央公論に載せた「残りの時間でできること」のエッセーも味わい深く、考えさせられ、身につまされる。
高尚な気持ちに昂(たかぶ)ったのに、次の二冊は、メディアに洗脳されやすい己れの軽薄さ、に腹が立ち、汚濁の日常にもがきます。
「危機にこそ、ぼくらは甦る」青山繁晴の著 書き手の情熱が胸を打つ。
「森友・加計事件」
〜朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪〜
帯には、「スクープはこうしてねつ造された」と大きな活字。小川榮太郎著。
もう一冊は、日本をダメにしたいフェイク報道に騙されるな!と表紙に書いた高橋洋一著「ついにあなたの賃金上昇が始まる❗」
エコノミストほど、分かりやすい正反対の意見をいう人はいないように、ボクには思える。2015年に日本は破綻、破滅すると言うエコノミストたちの本を今も書棚においてある。破滅していたら、本棚などにないはずだ。飯食うために、古本屋に売っているからね。
気分が悪いから、必ず、反対の本も揃えています。
社会科学は、科学ではないのですかね⁉️
それで、やはり、中学生の書いた「さよなら、田中さん」を読んだり、1300ページの「名誉と恍惚」にチャレンジする。
メディアやコメンテーターたちが、こぞって同じことを言うのとは、正反対の視点の著書が、なぜか、感動を呼びます。
澄んだ瞳の少年・少女の天才性や、本物の成熟した知性が、カオスのなかの真実を、あぶり出してくれるのでしょうか。
〜異能の天才性がステロタイプを破壊するかな〜と期待するムラッチ
笑って、泣いた!
書き手の熱が迫る
読むと痛快
メディアに洗脳されるかされないか?