十代で読むべきだったか〜中毒になりそうな小説

至福のひとときは、過密スケジュール終えて、羽田空港に向かう新千歳空港のラウンジで、ジェファーリー・アーチャーのクロニカル年代記の続きを読む。

どうしても、やめたい!

けれど、また、繰り返す〜そんな経験やクセは、誰も体験済みでしょう。

そうなんです。もう、ここでやめようーでなければ、仕事ができない。締切の過ぎた原稿をどうする!

睡眠不足が続くぞ!  

昨年の暮れから、今年の春まで、いつもの出版と、札幌、東京、那須、大阪、京都、四国など各地のセミナー、 海外との交渉やカウンセリング、ヒプノセラピー、各種ワークショップをやるスケジュール に追われながら、手にしたのが、「ジェフリー・アーチャーのクリプトン年代記第7部全14卷」 の小説だ。

一度読み出すと、どうにも止まらない!

青春、災厄、歓喜、苦悩、妨害、戦争、復讐、陰謀、裏切り、愛、命、死、栄光も挫折も、人生のドラマの全てが詰まっている。

およそ200年に及ぶ、怒涛の時代の流れ、そのうねりに、多彩、多様な人間 群像が、宙空に描かれる 壮大な悲喜劇とともに、綾なすタズベリーのように、  絢爛豪華に 展開されていく。

息をのむ と言うのは、このことだろうと思われ、血湧き肉踊るさまを、擬似体験する。眠れるはずがない。

20年で那須山荘の庭の桜も、幹が一回り大きくなったようだ。ジェフリー・アーチャーの世界から、現実に飛ぶ。これも至福のひととき〜!

十代の時、読んでおけばよかった!

と解説者も書いているが、そう思うのは、実は、実人生の生き方のコツが、満載されているからである ( ぼくの十代の頃、この作品は誕生していないけれど)

コツと言えば、安っぽ〜い感じだが、生きる重みがズシリと響く。自己啓発本を100册読む以上の何かを得る。わかったつもりの大脳新皮質の理解ではなく、根元的なレリジエンス力が、身につくからだと思われます。    

雑多な他の書物十数冊を同時に読んでいる者にとって、これは、久しぶりに活字中毒の最たるものであり、立っては読み座っては読み、機内で読み、花の下で読み、バスルームで読み、布団に潜って読むという、喜び、醍醐味を味わっています。

お陰様で、1月16日の誕生日に誓ってから、アルコールに一切、触れてない。酒を飲まずとも、寂しくないのは、この中毒のせいであろうか?

いま、テレビで、受刑者逃亡三週間という。まだ、逃げ続けているのかなあ! 

小説は、不思議な疑似体験をする一大娯楽かも知れません。人生は、聖者がいうように、神の一大遊戯なのかもしれませんね。

逃亡者よ、あなたも、ゲームを楽しんでいるのかな?

                  ♪中毒中のむらっち でした ♪ 


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