封切名作「ジョーカー」と夢実現セミナー
ズシンと肚(はら)の奥にひびく、封切映画「ジョーカー」。
笑いの奥の悲しみと、憎悪と怒りは、観客を危険な衝動にかりたてます。
わが配偶者は「こわい映画というか、危険? そんな映画よね。中国の権力による香港の騒動のように・・・」
「うん、そう。実際、3人のエリート社員を逃すな、撃て!撃て!って、ぼくは心の奥で
叫んでたからね。人殺しを応援していたよ」
「でしょ! 凄い映画だったけど、あれで主人公は許されるの?」
「許される、許されないの問題じゃないよ」
というと彼女は猛然と反論してきた。
「病気なら、許されるということ。そんなこと不条理よ。私は許せない・・・というか、フムー」
「いや、そうではない。主役側もメディアに代表される一般社会やセレブ側も、どちらが正義とい うのではなく、我々人間のもつ魔性と善良の二面性、特に社会から追い込まれていく弱者の究極に 気付くことだということを痛感させられた映画だったといいたいんだよ」
「うん、それはわかるけど、凄みのあるホアキン・フェニックスの演技に圧倒され、次第に悪の権 化に変わっていく姿にドキドキしたわね。でも、あの生き方は、私には許せないと思う・・・けど」
「そうか、じつは、ごく最近おこなった『夢実現・目標必達2日間セミナー』を受けた方々には、 ぜひ、観てほしい映画だよ」
「ええッ!?それはどうして!?」
「人生って何か、とか、どう生きるかってことが、映画から迫ってくる。何よりセミナーで僕が語った『ルヴィンの壺』の認知心理学やゲシュタルトやホメオスタシスを思い出して、その観点か らこの映画を見ると、この映画の別の自分なりのテーマが浮き彫りにされるはずだ」
「そう言う意味ね。そうした前提で『夢実現セミナー』を受けた方々には、一つの教材にもなると いうことなんだ」
「うん、ドイツのゲシュタルト心理学のだまし絵にだまされない意識状態、意識が拡大した状態(普遍意識)になれば、『ジョーカー』もアーサーも、いわゆる通俗的善も悪の極致を乗り越えられ るということを、言いたいんだ」
「それは、星風会の目指す世界のことね」
「そうさ、アーサーが星風会のメンバーになっていたら、ジョーカーにはならなかったんだ(笑)」
「それなら、この名作も生まれなかったよ(笑)」
「うん、予測すれば、今年度の名作中の名作だろうな、きっと」
☘久し振りの名作に感動のムラッチ☘