喜び事は連鎖する その2

幻想的な日本海の夕なぎどきだ。

空と海との境がなくなり、茜色のグラディエーションの一枚のカンバス、濃い霞の向こうに、夕日が沈んでいく。

さて、幸運な連鎖が、続く人の共通点は、何か? と言う問い掛けで、前のblogを終えました。
おそらく、幾つもの答が出たでしょう。

すぐ、浮かぶ一つは、運がいい、と言う当たり前のことでしょう。確かに間違いはない。でも、とここで少し異をとなえますと、「何を選択するか」は、御本人の意思による。どちらを選ぶかで、幸運と不運がきまる。その選択が本人の考えで有る限り、幸運と不運は、偶然ではない。

とすれば、選択する判断力が、大切になってくる。その思考の根っこにあるのが、本人のビリーフ(想念 思考 価値観 先入観 思い 信条)であろう。厄介なのは、自分のビリーフに気づかないことでしょう。

例に挙げた幸運な人たちは知性派でありながら、素直なビリーフをもち、自分の狭い範囲の実証主義に囚われないところが、柔軟な受け入れの受容性能を発揮して、幸運の主人公になったのでしょう。

山陰浜辺に打ち寄せる日本海の白波は、ペルーやチリやあのイースター島に寄せる波とも一体ではないか。世界中の海と一つ、幸せの波は、波動の原理で、地球をとりまくのでしょう。

自分の知恵より、自然の知恵のほうが、深くて、パワフルなのでしょうに。
ああ、人間よ! 人間よ! 

                                                                                    自然への畏怖をこめて
                                                                                      むらっち


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