いま思えば、もし気学を実践していなかったらと思うと、ちょっと不安になります。
高校一年の折に、父が病いで亡くなり、今後の人生がどうなるのか、目の前が真っ暗になりました。でも、母が必死に耐えて、私たち3人の子どものために頑張っている姿に胸をうたれました。私も下の二人の子の世話をしたり、出来るだけ母の手伝いをし、勉強にも集中して、悲しみを乗り越えたいと努力しました。
そんな折、交換留学の話が出てきました。ニュージーランドの学生との交換留学でした。母子家庭なので、どうしようかと迷いました。しかし、母が決断しました。「裕にとって、祐気方位だから、大学進学するにしても、しないにしても、行っておいたほうがいい」というので、思い切って一カ月余りのニュージーランド滞在となりました。
気学についての意味は、あまりわかりませんでしたが、母も時々国内で祐気採りなどの気学を実践して、時折思いがけないいいことがあったりもしたようです。大学受験は、以前から行きたいと思っていた一校だけを選び、祐気採りも時折実践し、すべり止めの受験はやめました。経済的負担もかけたくなかったし、絶対うかってやる、と強く思って勉強もしたことがよかったのかもしれません。
「どこか、もう一校ぐらい受験したほうが・・・競争率も厳しい大学だから・・・」という母の不安を無視して「気学の祐気効果もあるはずだし、ちゃんと勉強もするから」と第一志望校だけにしぼり、合格したのでした。
気学の実践は、気分を落ち着かせたり、集中力も増すということや、受験に効果があると聞いてはいましたが、合格してから、本当にそうだと実感したのが不思議でした。
ありがとう、お母さん!